移住者インタビュー

「仕事」ではなく「暮らし」を主軸に置いた生活へ

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三年前に東京都足立区から、四万十町が管理している移住者向けの「お試し滞在住宅」に一ヶ月お試し移住。その間に知り合った方に空き家を紹介していただき、十和地域に移住を決めた。現在はコワーキングスペースの運営やアプリ開発などを行っているIT会社で営業の仕事をしつつ、野菜づくりや狩猟などでしまんとせいかつを満喫中。

栗原 あゆみさん

  • 出身地:兵庫県
  • 現住所:四万十町
  • 移住年:2020年

移住のきっかけ

移住前はデジタルアートやプロジェクションマッピングの制作を手掛けるイベント会社で勤務していた栗原さん。佐賀県で夜のにぎわい作りを目指したイベントなどの開催に携わっていた。その際に地元の方が喜んでくれたのがきっかけで、地方創生に興味を持ったそう。コロナでイベント会社の仕事がなくなったことも重なり、今が地方に行くチャンスかなと感じ地方移住を考えはじめた。移住先として“山と海”がある場所を探していた時に、たまたまテレビで高知県梼原町の移住者特集をやっていたのを目にし、調べていると「四万十川」というキーワードがヒット。 “山と川”もいいなと思い仕事を辞めてまずは四万十町にお試しで一ヶ月移住することを決意した。

地域住民のつながりから始まった移住生活

しばらくは仕事をしないつもりで移住したが、初日に出会った方に「生姜掘りに行かないか」と声をかけられてアルバイトに行き、他にもおかみさん市やサウナイベントのスタッフ、ラーメン屋、運送会社で勤務したことをきっかけに地域の方々と知り合うことができた。

もともと野菜づくりに興味があった栗原さんは、近所の方のご厚意で借りた、二畳ぐらいの畑から野菜づくりをスタート。今は少し大きな畑を借りて、水菜や春菊、ほうれん草など、鍋に入れたくなる野菜を育てる準備をしているんだそう。「野菜づくりを通して手入れの大変さや難しさを感じることで、普段何気なく買っていた野菜も生産者さんの丁寧な仕事があるから食べられているんだと、感謝の気持ちが増しました」と話す栗原さん。

『おすそ分け文化』があるため、野菜などをたくさんいただくが、なにも返せる物がなくもらってばかりで申し訳なさがあったそう。お返しができるようにと、ほかの人が育ててない野菜を育てて物々交換できればと思い野菜を作ってみたが、素人だったというのもあり上手に作れなかったんだとか。野菜が上手くできるまでは力仕事などでお返しをしているそうだ。

私にあったライフスタイル

移住一年目は人脈づくりをするためにも色々なアルバイトをしたり、地域のイベントにも積極的に参加。

「十和は移住者さんがすごく多いから、地元の方も移住者さんの受け入れにとても寛容な方が多いです。私が今いる集落は、先住の移住者さんが地域といい関係を築いてくれていたので、そのおかげで私もすんなりと受け入れてもらえました。常に気にかけてくれる温かい方が多い地域です」

都会にいたときは「仕事」を主軸にする生活だったが、四万十町に来てからは「暮らし」が主軸となり自然とプライベートも充実していったそう。今の暮らしが私にあった生き方だと、終始笑顔で話してくれました。

二年目は地域での活動をスタートさせたいと思ったそうで、図書の貸し出しや町民の交流の場となるように旧小鳩保育所を活用して運営団体、『育つ会とおわ』の副会長として地域に関わっている。

移住を考えている方にメッセージ

自分から声をかける勇気さえ持ち合わせていれば、移住生活は比較的上手くいきます。正直、コミュニケーションが密すぎて戸惑う時もあるけど、温かい気持ちで接してくれる地域の方に心が救われることの方が圧倒的に多いです。
移住を検討している方は、ぜひ一度、四万十町に来てみてください!

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