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心と身体をリセットする2泊3日の黒潮町リトリート
誰かのために、ずっと頑張ってきたあなたへ。
何かを“しに行く旅”じゃなく、何もしないことを“許せる旅”を、自分に贈ってみませんか?
ふと画面から顔を上げたとき、海の香りや風の音、足裏の感触が、
「わたしって、生きてたんだ」と教えてくれる。
このリトリートに“スマホ禁止”というルールはありません。
ただ自然に身をゆだね、夢中になる時間を過ごすうちに、
気づけばスマホからも、日々のストレスからも、自然と距離がとれていた。
そんな「わたしへの帰り道」を、いっしょに、ゆっくり歩いてみませんか?
ちょっと疲れたら、立ち止まってもいい。
そう教えてくれる海と風が、黒潮町にはあります。
◆こんな人におすすめ
・看護師・介護士・保育士など、心を配る仕事をされている女性
・休日もついスマホを手放せない方
・頑張りすぎる毎日に、ちょっと休憩が欲しい方
・「旅に出たいけど、ただの観光では物足りない」と感じている方
・自然の中で、心と体を整えたい方
● 開催日時:10/10(金)〜10/12(日) の2泊3日
● 開催場所:高知県黒潮町内
● 定員:3名(女性限定)
● 参加費:15,000円
※本イベントは旅行商品ではありません。
現地までの交通費、2泊3日の宿泊費・夕食代は参加者負担となります。
● 宿泊先:各自でご予約をお願いします。
黒潮町内もしくは四万十市(中村)内であれば送迎可能です。
※宿泊費は当日ホテルにて各自で直接お支払いいただきます。
※宿泊先についてご不明な点がございましたら、事務局までご連絡ください。
●募集期間:10/3(金)12時まで
※応募状況によっては期⽇前に締め切る場合がございます。
※参加が確定した方には、事務局よりメールでご連絡いたします。
応募多数の場合は、オンライン面談を実施させていただく場合があります。
◆旅の舞台"黒潮町"とは
四国・高知県の西南部、太平洋に面した黒潮町(くろしおちょう)。
町の南側には全長4km以上にわたる砂浜「入野の浜」が広がり、朝日と夕日、星空と波音、自然のリズムをまるごと感じられる場所です。
夏にはウミガメが産卵に訪れ、冬にはクジラが回遊するこの町では、
時間の流れが、都会とはまるで違うテンポで進んでいます。
「何もないけど、すべてがある」そんな言葉がぴったりの町。
このリトリートの舞台には、元・看護師でUターンした地域おこし協力隊がガイドとして寄り添います。都会で看護師として働いたからこそ分かる“しんどさ”と、
田舎に移住して気づいた“やすらぎ”を、あなたにも届けたい。
黒潮町は、自然とつながりなおす場所として、ぴったりのフィールドです。
Day 1|自然とつながる冒険へ
13:30〜 土佐入野駅集合
14:00〜 シーグラス・流木拾いとクラフトワーク(流木モビール or お守りづくり)
17:30〜 夕焼けを見ながらノートタイム(感じたことを書きとめる時間)
18:00〜 夕食
20:00〜 星空メディテーションと“沈黙の1時間”
21:00〜 宿チェックイン
Day 2|からだと感覚で感じる一日
6:30〜 入野の浜で朝焼けアーシング&ヨガ(希望者のみ)
8:00〜 朝食
9:00〜 観音様へのハイキング&瞑想 or 農業体験 (らっきょう)
12:00〜 昼食(地元の食材でおもてなし)
13:00〜 川辺のサイレントウォーク(有井川)
14:30〜 ”無言カフェタイム”で感覚を味わう
18:00〜 夕食
19:00〜 願いを流木に託すセレモニー&焚き火
20:30〜 星空と音に包まれる静寂の夜
Day 3|旅の余韻と「これから」の言葉たち
7:30〜 地元のカフェでモーニング
9:30〜 津波避難ワーク(「自分の“もしもノート”」を記入)
熊井隧道で“音の体験”(心に響く言葉を声に出す)
12:00〜 昼食(道の駅なぶら)
13:30〜 海のバザールで「旅ノート」記入タイム
15:00〜 土佐入野駅にて解散
※スケジュールは変更となる可能性があります。
西地 道弘さん
◆西地さんがこのプログラムにかける思い
私は精神科の看護師として30年以上、現場に立ち続けてきました。
患者さんと向き合う一方で、支える側である看護師や福祉職、そしてそのご家族が孤立し、疲弊していく姿を何度も見てきました。
「支援者こそ支えられるべき存在」それが私の活動の原点です。
また現場の中で気づいたことのひとつに、一次産業に従事する方々には、うつ症状が比較的少ない傾向があるという点があります。人間関係の摩擦よりも自然と向き合う時間が多く、ストレスの受け方が異なるのかもしれません。
「自然は、人間の心に免疫力を育てる存在である」そんな確信を持つようになりました。
私自身も二度の腰椎椎間板ヘルニアの手術、そして副腎摘出という大きな医療体験を経て、自宅でのリハビリに励んでいた時期があります。けれども、働き盛りの世代が昼間にリハビリで街を歩いていることへの社会的な違和感、心の焦りや自責感が、回復を妨げていました。
そんな時に思い浮かんだのが、地元・高知県黒潮町の風景でした。人の目を気にせず、ただ自然の中で自分と向き合える静けさ、山の緑、海の音、川のせせらぎ、星降る夜空。それらが私に「ここで自分を整え直したい」と思わせてくれたのです。こうして私は黒潮町にUターンすることを決めました。
だれかのために頑張り続けてきた方にこそ、一度立ち止まり、自分を見つめ直し、自分を認める体験をしてほしい。このリトリートには、そんな願いを込めています。