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観光 × 情報発信 × 関係づくりに取り組む地域おこし協力隊
ひとことで言うとこんな仕事
「観光・情報発信コーディネーター」
村の魅力を掘り起こし、暮らしのそばにある観光を育てるお仕事です。
ミッション
具体的な業務は主に以下の5つに分類されますが、一度にすべてを実施するわけではなく、役場と相談しながら優先度を設定し、段階的に取り組んでいきます。
①文化財冊子の見直し・ブラッシュアップ
村内の48か所の名所を紹介した冊子について、写真撮影、関係者へのインタビュー、紹介文のリライト等を通じて、村の文化がより伝わるようにブラッシュアップします。
②情報発信のための素材づくり
村の自然・人・文化・暮らしに触れ、魅力を発掘しながら情報発信につなげます。
主に、特産品の生産者などへのインタビュー取材や、SNS・広報媒体での発信、星ヶ丘公園の山野草の季節情報の発信等を想定しています。
③観光イベント・体験プログラムの企画・見直し
既存の観光イベント(例:どぶろく祭り、ヒメノボタンの里めぐり、三原まつり等)や体験プログラム(硯作り、古木めぐり、皿鉢づくり等)の企画および見直しを行います。
余力があれば、田植えやゆず収穫体験等の地域資源を活かした新たな企画づくりや、集落活動センターとの連携企画、さらにUターン者が企画している三原村体験企画「アドベンチャーワールド」の運営支援にも挑戦していただきたいと考えています。
④地元マルシェの企画・運営
村の特産品と人を主役にした地元マルシェを、ゼロから企画・運営します。
⑤来訪者・取材者への対応・案内
視察や観光等で村を訪れた方に対し、地域住民ならではの視点で、生活文化、特産品、地域資源などを紹介しながら村内を案内します。
ここがポイント!
●出会いが豊富な3年間
三原村には、四国八十八箇所霊場の金剛福寺と延光寺を結ぶ遍路道があり、お遍路さんをはじめ全国各地、海外から観光客が訪れます。その他、村民や事業者、訪問者との関わりを通じて、人脈が広がるお仕事です。
●生業につながるスキルを磨ける
写真・文章・動画での情報発信、イベント企画、地域案内など、幅広い業務を通じて実践的なスキルを身につけられます。
●ゼロからつくる仕事のやりがい
既存の文化財やイベントのブラッシュアップだけでなく、地元マルシェや新たな体験プログラムなど、新しい企画に挑戦できる自由度があります。小さな村だからこそ、あなたのアイデアで観光を動かしてください!
こんな方におすすめ
・地域の人と話すのが好きで、相手の話を丁寧に聞ける方
・写真・文章・動画で“伝える”ことが好きな方
・自ら動き、周囲を巻き込むことが得意な方
・人の思いを届けるサポーター気質の方
・自然の中で暮らしの豊かさを実感したい方
任期終了後の道
例えば、以下のような道が考えられます。
・観光・デザイン・広報を活かした事業起業
…協力隊で培った経験や地域とのつながりを活かして起業することも可能です。
・民宿(宿泊事業)の開業
…三原村はお遍路をはじめとした来訪者が多いため、民宿開業等も需要があります。
・広報・観光企画担当として行政と連携しながら活動を継続(会計年度任用職員)
※雇用の有無はその時々の状況によります。
●募集要件①3大都市圏をはじめとする都市地域等から三原村へ住民票を異動させ生活ができる方
②20歳以上45歳以下の方
③パソコンを使用できる方(Word、Excel、PowerPoint等の操作やHP、SNS等による情報発信ができる方)
④ドローンの操縦に意欲がある方
⑤普通自動車免許証を取得している方
⑥地域の特性や風習を尊重し、地域住民と積極的にコミュニケーションを図れる方
⑦地域住民や、関係者と協力し集落を元気にするために精力的に活動できる方
⑧任期終了後、三原村に定住し、村の活性化のために活動できる意欲のある方
⑨身心ともに健康で誠実に職務を行うことができる方
⑩村の条例及び規則等を遵守し勤務命令等に従うことができる方
⑪上記の(1)~(10)に関わらず地方公務員法16条の欠格条項に該当しない方
●勤務時間等活動日数:原則週5日(有給休暇 採用年度年間10日)
活動時間:9時00分〜17時00分(原則1日7時間勤務 昼休憩1時間)
●雇用形態及び期間①三原村の会計年度任用職員として三原村長が委嘱します。
②任用の日から当該年度末日とし、最長3年まで延長することができるものとします。
③協力隊員としてふさわしくないと判断した場合等は、雇用期間中であっても雇用を取り消すことができるものとします。
●報酬等月額:187,329円~ ※上記の金額より税、社会保険料等の自己負担分が差し引かれます。
期末手当:2.5ヶ月分 ※退職手当はありません。
●待遇・地方公務員共済組合、厚生年金、雇用保険等の社会保険に加入します。
三原村は、人口約1,400人の山あいの小さな村です。美しい清流、山野草、ゆずや米、どぶろくといった特産品など、魅力的な地域資源が数多く存在します。
しかし、観光の仕組みはまだ十分に整っておらず、これらの資源を活かしきれていないのが現状です。
そこで「観光・情報発信コーディネーター」として、既存の観光資源の見直し・ブラッシュアップに取り組むとともに、新たな企画を立ち上げ、三原村の観光の土台づくりを進めていただく地域おこし協力隊を募集することになりました。
高知県西部の幡多郡の中央に位置し、四国最南端かつ最西端の村です。明治22年の町村制施行による成立以降、現在まで135年合併していません。
東京から時間的距離が最も遠いと言われている三原村は、標高120~200mの高原盆地に位置し、寒暖の差や良質な水に恵まれた米どころとして知られ、日本の原風景のような農村風景や手つかずの原生林が現在でもきれいに残っている風光明媚な村です。村の入り口に位置する星ヶ丘公園には、「らんまん」で放送された牧野富太郎にゆかりのある花、絶滅危惧種であるヒメノボタンをはじめとした四季折々の草花が見られ、多くの観光客を魅了しています。
星ヶ丘公園のヒメノボタン
三原村から海までこんなに近い!